横浜春節祭

日本のお祭り連携「青森ねぶた in 馬車道駅」!

横浜春節祭2025 日本のお祭り連携『青森ねぶた』

2月の横浜をもっとめでたく!2025年、横浜青森県人会が100周年を記念して、日本のお祭りの先輩「青森ねぶた」と横浜春節祭の「ランタンオブジェ」の共演が実現しました!会場は、重厚な煉瓦積みの空間が広がるアート空間のように美しい馬車道駅!

2月1日から11日までの期間限定での展示です。最終日の2月11日の13時からは祈願獅子舞も実施します!

開催日時2025年2月1日(土) 10時 〜 2月11日(火・祝)18時
場所みなとみらい線 馬車道駅 ※馬車道駅会場のランタンオブジェとの共演
祈願獅子舞2月11日(火・祝)13時頃 (獅子舞演舞:横浜中華学校校友会国術団)
実施主 催  横浜春節祭実行委員会・横浜青森県人会(詳細はこちら
特別協賛 横浜高速鉄道株式会社
協 力  青森ねぶた囃子二木組・東京青森県人会・神奈川新聞社・東奥日報社東京支社・デーリー東北新聞社東京支社・かながわ青森県人会連合会・株式会社セントラル・株式会社ミロク情報サービス 

青森ねぶたとは?

青森県各地で行われる鮮やかなお祭りで、巨大な照明付きの山車(ねぶた)を街中で引き回すものです。特に青森市で開催される“青森ねぶた祭”は、青森県青森市で 8月2日から7日まで開催され、年間100万人を超える訪問者を集め、東北地方の三大祭りの一つとして知られています。江戸時代後期に作られるようになり、高さ5m、幅9m、奥行き7mにもなる巨大な山車で、お祭りの期間中の夕方になると、あかりが灯されて市の中心地を練り歩くことになります。

みなとみらい線 馬車道駅

みなとみらい線公式web-siteより

<コンセプト>

新旧が交差する街に過去と未来が対比・融合する

「馬車道駅」は横浜再開発の中心みなとみらい地区と赤レンガ倉庫や県庁舎を中心とする歴史的地区の中間点に位置しています。そうしたことから、この駅では過去と未来の対比と融合をデザインのテーマとしています。

過去を象徴するものは、壁の仕上げに使ったレンガです。本物のレンガを職人が手作業で積んで仕上げました。大きな吹き抜けの壁部分には、かつてこの駅の地上部にあった旧い建物のパーツやレリーフなどを展示しました。

新しさは壁の内側に展開しています。天井にはアルミの押出し材を使い、照明や空調の吹出し口などを1つのボックスに納めた、新しいシステム天井をつくりました。シャッターレールには熱押出し鋼、手摺には強化ガラス、椅子にはアクリルを使い、近未来的な空調を表現しています。

これらをまとめ上げているのが中央のドーム空間です。ここでは過去と未来が融合し、この駅に大きな特徴を与えています。求心力のある円蓋は、まさしくこの駅とこの地域の新しい中心であることを象徴しています。

<駅名の由来>

慶応2年(1866年)の横浜大火の後に諸外国との間に締結された約書に基づき、海岸通りから直線に吉田橋まで幅員60フィート(約18メートル)の街路が計画され慶応3年(1867年)に完成しました。その広い道路を外国人たちの珍しい馬車が音高く行き交い、やがて日本人が経営する東京通いの乗合馬車の発着所が吉田橋脇に構え、いつの日か「馬車道」と呼ばれるようになりました。

明治5年(1872年)には日本初のガス灯がともると、明治7年(1874年)から並びはじめた露店のガス灯とともに、その青い光が街路樹の緑に映じて文明開化のムードをかもし出し、馬車道は異国情緒あふれる繁華街として衆人の足を誘うようになりました。

「馬車道」という言葉の響きはロマンチック、エキゾチックな街の雰囲気が容易に想像することができるため、駅名称といたしました